独立するなら知っておきたい軽貨物車の基礎知識!

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軽貨物全般

これから軽貨物に携わっていこうと思っているのであれば、ぜひ知っておきたい知識についてまとめてみました。

すでに事業を行なっている方でも一度目通してみてはいかがでしょうか?

軽貨物車とは?

軽貨物車とは、車検証上で用途が「貨物」と定められている軽自動車を指します。

いわゆる4ナンバーの車両のことです。


ちなみに、軽自動車の規格は、

・長さ :3.4m以下
・幅  :1.48m以下
・高さ :2m以下
・排気量:660cc以下

となっており、その中で構造や使用目的によって、乗用車・貨物自動車・特種用途自動車の3種類に分類されます。

軽貨物車は、この中の貨物自動車に分類される車両のことです。

軽貨物運送業を行うには黒ナンバーが必須

黄ナンバー(左)と黒ナンバー(右)


一般的な用途に用いられる軽乗用車・軽貨物車には、黄色地のナンバープレート(黄色ナンバー)が付与されます。

しかし、軽貨物車を事業用の用途で使用する場合には黒地のナンバープレート(黒ナンバー)の取得が必要となります。

※2022年10月より軽乗用車でも構造変更なしで黒ナンバーの取得が可能となりました。

黒ナンバーの取得方法を詳しく知りたい方は、こちらの記事にまとめてありますのでご覧ください。

おすすめの軽貨物車両は?

軽貨物車にもいくつか種類がありますが、人気があるのは、スズキのエブリイ、ダイハツのハイゼットなどの軽バンワンボックスタイプです。

Amazon flexなどの宅配を行うにはこのタイプですね。

他にも軽トラック、幌車、箱車など軽トラベースの貨物車もあります。

いずれのタイプも、最大積載量は350kgまでと決められています。

ちなみに、幅広く軽貨物運送業を行う際には冷蔵・冷凍車があるととても有利です。

配送できる荷物の幅が広がるため、より多くの案件を受けることができますよ。

軽貨物車と軽自動車の違い

同じ軽自動車でも、軽貨物車と軽乗用車では、さまざまな面で違いがあります。

・税金(軽自動車税)

営業用途である軽貨物車のほうが、軽自動車税が軽乗用車より安くなります。

・車検の有効期限

軽貨物車は初回から2年ごとに更新を行います。
一方、軽乗用車は初回のみ3年で、それ以降は2年周期となります。

・荷室の床面積

軽貨物車の場合はこの荷室の床面積が1㎡、一般的な軽自動車の場合は0.6㎡となっています。

軽貨物車を購入するにあたって考えるべきこと

軽貨物運送業を開業するにあたって、車両の確保が第一です。

方法としては、大きく分けて

新車を購入
中古車を購入
リースを利用する

の3つです。

それぞれの特徴を見てみましょう。

新車を購入する

メリット

メリットとしては、新車の場合全ての部品が新しいため燃費が良いという点と、車両が新しいためメンテナンス費を抑えられることです。

デメリット

逆にデメリットとしては、開業時にローンを組んだり、まとまった初期費用が必要になります。

およそ100万円〜200万円ほどが相場となっています。

中古車を購入する

メリット

メリットは新車購入時に比べて初期費用が抑えられる点です。

デメリット

デメリットとしては、あまりに安い車を選んでしまうと、故障や不具合が起こる可能性が高くなり、メンテナンス費用や修理代が増加してしまいます。

リースを利用する

メリット

メリットとしてはまとまった資金がいらず、プランによっては、車検やメンテナンス込みのものもあり、手がかからないことです。

リース期間も数ヶ月〜とより手軽に使えるようなものもあります。

軽貨物車両リース「K-VANリース」
デメリット

デメリットとしては、月間走行距離に制限があり、超過分は追加の費用が、かかってしまうこともあります。

まとめ

いかがでしたか?

今回は軽貨物車について是非知っておきたい基本的な知識についてお伝えしました。

忘れがちな軽貨物車の分類など再確認できたのではないでしょうか。

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