軽貨物運送業を始める際に車両の準備ができたら、荷台にコンパネを敷いた方が良いか、気になる方もいるでしょう。
この記事では、軽バンの荷台にコンパネを敷くメリットとデメリット、設置方法などについて解説しています。
ちなみに私の車にはコンパネを敷いていますが、自転車を積んだ時や雨降りの日に建機を積んだ時には、改めてコンパネがあってよかったと感じました。
荷台にコンパネを敷くメリットとデメリット
それでは、軽バンの荷台にコンパネを敷くことによってどのようなメリット・デメリットがあるのでしょう?
それぞれ見ていきましょう。
メリット
🔷 荷物の出し入れが楽
🔷 きれいに重ね積みができる
🔷 汚れても掃除が簡単にできる
荷物の出し入れが楽
軽バンの荷台は意外とボコボコしていて、荷物を押し込んだり、引っ張ったりするのが大変。
特に建機類などの重量物を積む場合には苦労します。
コンパネを敷くことによって、荷物のすべりがよくなるので、荷物の積み下ろしが楽に行えるようになります。
きれいに重ね積みができる
コンパネを敷き、床面をフラットにすることにより、荷物をしっかり重ねて積むことができます。
汚れても掃除が簡単にできる
コンパネに保護塗料を塗っておけば、雨の日の水汚れ、泥汚れがついたときでも掃除が楽におこなえます。
また、車両本体シートの保護にもなります。
デメリット
🔷 材料費がかかる
🔷 後部座席を使用することができない
材料費がかかる
軽バンの荷台にコンパネをきれいに敷くには、コンパネを2枚購入しなければいけません。
コンパネ2枚3000円〜5000円、塗料1200円〜2000円、合計4000円〜7000円くらいは必要になります。
後部座席を使用することができない
後部座席を倒した上にコンパネを敷くことになりますので、座席を起こして使用することができなくなります。
荷台へのコンパネの設置方法
コンパネを設置するには、まず3×6(1820mm×910mm)のコンパネ2枚を用意し、荷室寸法に合わせてカットします。
私は日産のクリッパーを使用していますが、2枚とも長辺を1200mmでカット。
カットしたコンパネを前後に1枚ずつ、前のコンパネが後ろのコンパネに少し重なるように敷いています。
前後に配置しておくと、前のコンパネを後ろにずらせば後部座席も使用可能です。
他にも縦に設置するやり方もありますので、お好みで設置すると良いですね。
荷台のコンパネ活用術
荷締めのためのフックを取り付けよう
コンパネを敷いただけでも良いのですが、せっかくなのでフックを付けてみました。
このフック、重量物やバランスの悪いものを積むときにラッシングで固定する際のフックになります。
ちなみに、左右に4ヶ所ずつフックを付けています。
荷室内壁にもホームセンターなどで売っているアイボルト(M8)を取り付けて、荷物を固定できるようにもしています。
プラダンで汚れ対策
せっかく敷いたコンパネをなるべく綺麗に使うために、コンパネの上にプラダンを乗せてみました。
プラダンなら汚れたり、破れてしまったら簡単に交換できますからね。
ちなみに私が使っているのは、折りたたみプラダン(W1820×H910×2.5mm厚)。
薄くて安いやつですね(笑)
4mm厚のもっとしっかりしたものでもホームセンターで1枚1000円くらいで買えますからね。
Q&A
コンパネの厚さは?
コンパネには9mmや12mmなど厚さにも種類があります。
建機類などの重量物を載せないのであれば9mm板で大丈夫です。
心配な方は12mmを使っておけば間違いないでしょう。
しっかり固定した方が良い?
私の場合たまに後部座席を使いたいので、固定はせずにラフに乗せるだけにしています。
荷台は平らではないので、普通に乗せるだけだと傾きが出ますが、そのままにしています。
気になる方はスペーサーを入れて平らになるように設置すると良いでしょう。
まとめ
軽貨物で使用する車は何を載せるかによって準備するものは違ってきます。
仮にフードデリバリーしかやらないのであれば、コンパネを敷く必要はないでしょう。
荷室にコンパネを敷いておくことで、運べるものの選択肢が増えるのもメリットといえるかもしれませんね。
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