軽自動車の黒ナンバーを希望ナンバーにすることはできるのか?

※当サイトのコンテンツには広告が含まれる場合があります。

軽貨物全般

軽貨物運送業をおこなうための営業ナンバー「黒ナンバー」は好きな番号を選べる希望ナンバー制度に対応しているのか、黒ナンバー取得の流れとともに解説していきます。

黒ナンバーを希望ナンバーに

結論から言うと、軽貨物の黒ナンバーは好きな番号を選べる「希望番号制度」の対象外です。

つまり、黒ナンバーでは希望ナンバーは選べません

理由は、軽自動車の事業用ナンバープレートの「かな文字」は「道路運送車両法施行規則」で「り」「れ」の2文字と定められているので、ナンバーのパターンが少なく希望ナンバーを割り当てるのが困難であるため非対応となっています。

黒ナンバーの「かな文字」は「り」「れ」のどちらかしかないということですね。

ちなみに、

軽自動車の自家用車:
「あいうえ」「かきくけこ」「さすせそ」「たちつてと」「なにぬねの」「はひふほ」「まみむめも」「やゆよ」「らるろ」「を」
軽自動車のレンタカー:
「わ」
駐留軍人用
「AB」

となっています。

これまで私もナンバープレートのかな文字についてはあまり気にしたことがありませんでしたが、知っていれば車とすれ違うのが少し楽しくなりますね。

黒ナンバー取得の必要書類と簡単な手続き方法

軽自動車の黒ナンバーを取得するには、以下の書類が必要です。

軽貨物自動車運送事業経営届出書
運賃料金表
運賃料金設定届出書
事業用自動車連絡書
自動車検査証

これらの書類を揃えたら、管轄の運輸支局に行き、申請手続きを行います。
その後、軽自動車検査協会へ行き、ナンバープレートを発行してもらいます。

手続き完了後、即日黒ナンバーが発行されます。

黒ナンバーの詳しい取得方法についてはこちらをどうぞ。

黒ナンバーから黄色ナンバーへ変更する際の流れ

黒ナンバーから黄色ナンバーへ変更する際の流れは以下のようになります。

貨物軽自動車運送事業経営変更等届出書
事業用自動車等連絡書
自動車検査証

の3つの書類を管轄の運輸支局へ持って行き、事業用自動車等連絡書に印を押してもらいます。

それを軽自動車検査協会へ持って行き、営業ナンバーの返却と黄色ナンバーの交付をおこなってもらいます。

黒ナンバー取得代行サービスのメリットとデメリット

黒ナンバー取得代行サービスを利用するメリットは、手続きの煩雑さや時間を節約できることです。

専門家が代行してくれるため、書類の手配や手続きの代行を任せることができます。一方で、サービス料金が必要であり、自分で手続きを行う場合に比べて代行費用が2万円〜5万円ほどかかります。

黒ナンバー取得を代行してもらう際は、行政書士もしくは代行サービスに頼むのが一般的です。

私の場合は自分で黒ナンバー取得を行いましたが、書類の作成に関しては、無料登録のみで使えるサービス「freee許認可」を使って作成しました。慣れてなくても30分くらいで作成できるので、自分で黒ナンバー取得を考えているならおすすめです。

freee許認可 - 許認可申請書類をたった30分で作成
freee許認可 軽貨物運送事業の許認可申請をスマホ・パソコンで簡単に

まとめ

残念ながら軽貨物黒ナンバーでは希望ナンバーを取ることができません。

理由を調べると、まあ、納得という感じです。

ここは割り切って割り当てられたナンバーを使って行くしかないですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました