最近街中でよく見るようになった黒ナンバー。
軽貨物運送の車両です。
軽貨物運送業を開業するには多くの手続きが必要で、これをスムーズに進めることが成功のカギとなります。
この記事では軽貨物ドライバーとして成功するためのポイントについて解説していきます。
軽貨物運送業の開業届に必要なもの
軽貨物運送業の営業ナンバーを取得する流れについてはコチラの記事にまとめてありますのでどうぞ。
軽貨物運送業の開業届を出さないリスクと対策
開業届を出さずに運送業を営むことは違法行為であり、罰則が課せられるリスクがあります。
正規の手続きを踏まずに事業を行うことは、将来的な信頼失墜や法的トラブルにつながる可能性が高まります。
開業届を出すことで安心して事業を展開しましょう。
軽貨物運送業の開業資金に必要な金額を計算しよう
軽貨物運送業を開業するには、車両の購入や保険料、車庫の確保など様々な費用が必要です。
まずはこれらの費用を正確に計算し、開業資金の目処を立てることが重要です。
車両
具体的には、車両購入代として新車で100万円〜、中古車でも状態の良いものは80〜100万円前後かかります。
初期費用を抑えたい場合にはカーリースを利用するのも一つの案です。
任意保険
また、営業ナンバーである黒ナンバー車の場合、自動車保険も営業車用の保険に入らなければいけません。
営業車用の保険料は通常の自動車保険より1.5〜2倍ほど高くなります。
毎月かかる費用として抑えておきたいポイントです。
車庫
自宅に駐車場がある場合はよいのですが、そうでない場合は近隣に駐車場を借りなければいけません。
地域によって違いますが、毎月3000円〜15000円くらいかかってきます。
その他
その他にも用意しておいた方がよいアイテムとして、
・台車
・荷締め機
・毛布
・安全靴
・雨具、長靴
・ヘルメット、帽子
・軍手
・コンパネ、プラダン
・スマホ車載ホルダー&充電器
・ジャンプスターター
・保冷バッグ、スポンジなど（フードデリバリーをやる場合）
・ファイルなど事務用品
などの購入費用についても準備が必要です。
軽貨物運送業の料金表作成のポイントと見本
軽貨物運送業の許可を得るには料金表も作成しなければなりません。
料金表のテンプレートは以下のリンクのように、インターネットからダウンロードできるので作成すること自体は難しいことではありません。
適正な料金設定により、顧客からの信頼を得られるように作成しておきましょう。
料金表は簡潔で分かりやすく、追加料金なども明確に記載することが大切です。
競合他社との差別化を図りつつ、顧客ニーズに適した料金設定を心掛けましょう。
軽貨物運送業の開業手続きをスムーズに進めるコツ
開業手続きは煩雑であり、見落としがちな部分も多いです。
スムーズな手続きを進めるためには、事前の情報収集が欠かせません。
私の場合も営業ナンバーを取得するのは簡単におこなえたのですが、実際に仕事を開始できるまで10日ほどかかってしまいました。
自動車保険の手続きや貨物保険への加入、各種備品の準備、Amazon flexやUber Eatsなどのプラットフォームへの登録、開業届や税務、健康保険関連など、意外とすることはあります。
一度自分に必要な作業を洗い出しておくとスムーズに進めることができるでしょう。
軽貨物ドライバーの月収が100万円に到達する方法
軽貨物ドライバーとして月収100万円を目指すには、効率的な運転と積極的な営業が欠かせません。
荷主との信頼関係を築き、安定的な仕事を獲得することが重要です。
また、運賃の適正設定も重要なポイントであり、競合他社よりも付加価値を提供できるよう努めることが成功への近道です。
また、どういった案件をこなしていくかという点も重要です。
例えば、長距離案件は1案件あたりの単価が高い分多くこなせれば、月の売上100万円も夢ではありません。
ただし、ガソリン代や高速代、メンテナンス費用は多くかかります。
また、体力に自信があればUber Eatsなどのフードデリバリーだけで月に100万円以上稼ぐことも可能です。
まとめ
個人事業主として軽貨物運送業をおこなうことは自身の働き方次第で大きく収入を増やすことができるチャンスです。
始めのうちはどういった案件が自分に合っているのかを確認するため、色々な案件に挑戦してみると良いでしょう。
最終的には時間の無駄を作らないように効率よく仕事を入れていくようにできたら収入も増えていき、どんどん面白くなってきますね。
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